DENTAL TECHNICIAN
入れ歯、被せもの、インプラント(人工歯根)に被せる人工歯、矯正装置などを作るのが歯科技工士の仕事です。
また、交通事故や腫瘍摘出などによって失われた顔の形態や機能を回復するための装置を作る機会も増えています。
食事をしたり、会話をしたり、骨格のバランスを保つために「歯」はとても重要な役割を担っていますが、むし歯の治療で削ってしまったり、歯周病、事故などでやむを得ず失ってしまった歯は、元に戻すことはできません。
歯科技工士は、失った歯の機能を回復させることができる、とてもやり甲斐のある仕事です。
歯科技工士は国家資格です。歯科医師のパートナーとして需要も高く、求人件数も豊富。自分の技術次第で年齢に関係なく働くことができる一生の技術職といえます。
自分の腕を活かして独立開業できることも歯科技工士の魅力。また、海外での需要も高く、世界中に活躍の場があります。
高齢化社会を背景に、入れ歯の需要が増加しています。また、歯並びを改善するための矯正装置、スポーツ分野で活用されるマウスピースなど、活躍の場は多岐に亘ります。
10年連続国家試験合格率100%!!
技工士学科は60年の歴史をもつ、確かな技術と知識を持つ歯科医療のスペシャリストを育成するため、効果的に組まれたカリキュラムにより、豊富な内容をわかりやすく習得できます。
実習には特に重点が置かれ、基礎技術を少人数制で丁寧に指導。
さらに人間性豊かな技術者になるため、教員と学生が密に接触し人格形成教育にも力を注いでいるのが本校の大きな特長です。
私は、食べることが好きで、食べるという行為を辛いものではなく楽しいものにしたいと思ったので、歯の矯正等に関われる歯科技工士を目指すことに決めました。
進路や進学でとても悩みますが、オープンキャンパスや実習体験に参加して、自分でしっかり考えて頑張ってください。
皆川 海莉さん(令和3年度 入学)
全国の歯科技工学校の中で成績がトップクラスであることと少人数制だからこそ、授業や実習など先生に気軽に質問ができると考え東邦を選びました。
勉強が苦手とか、国家試験に合格できるか不安という人にも、分かりやすい授業や個別サポートがあるので、安心して入学できます。
峰岸 紅葉さん(令和3年度 入学)
講義で学んだことをその日の実習で確認できるカリキュラムを組んでいます。講義では、一般教養科目を3科目、技工専門科目を8科目学びます。
最初の実習では歯科材料の性質を学ぶために自身の指の型取りから導入実習を行っています。
基本的な技工作業となるインレー、コア、全部鋳造冠の製作、さらに部分床義歯、全部床義歯、矯正装置の製作などを行います。
1年次の最後には教科書で学んだ平面的知識を立体的に組み直すため『人体解剖標本見学実習』を日本歯科大学にて実施しています。
1年次の基礎を踏まえ、実際の臨床に即した内容を習得します。実習には特に重点がおかれ、少人数制で丁寧な指導により確かな技術を全員が身につけられるように配慮しています。後半では、国家試験対策にも力が入れられ、全員合格を目指します。
講義では技工専門科目が2科目増えます。
実習においては基本的な実習を継続して行いますが、徐々に難易度の高い補綴物の製作も行います。また、実際の職場を擬似体験する『臨床見学実習』を近隣歯科技工所の協力のもとに行います。さらに歯科材料を用いて自由作品を作成し発想力の開発を行っています。
高度な技術が要求されるポーセレンや金属床の実習を行います。さらに、歯科材料メーカーや本校卒業生による特別講演も行われます。
国家試験に向けての特別講義や実習では少人数の習熟度別クラスの体制をとり、全員合格を目指して試験対策を行います。
1年次の基礎を踏まえ、実際の臨床に即した内容を習得します。実習には特に重点がおかれ、少人数制で丁寧な指導により確かな技術を全員が身につけられるように配慮しています。後半では、国家試験対策にも力が入れられ、全員合格を目指します。