Dental Technician歯科技工士とは

歯科技工士の仕事

歯科技工士の仕事は、入れ歯、被せもの、矯正装置などを作ること。
また最近では、交通事故や腫瘍摘出などによって失われた顔面の形態や機能を回復するための装置、インプラント上部構造(人工歯根)などを作る機会も増えています。

人間の3大欲の1つに「食欲」がありますが、人は「おいしく食べられない」と大きなストレスを抱え、やがて全身の健康に悪影響を及ぼします。
そうならないためにも「バランスの取れたかみ合わせ」が重要で、入れ歯などを作る歯科技工士には高い技術力が要求されます。
歯科技工士は1回ごとに患者さん達の人体の一部、臓器の一部の代用品を作るため、高度な技術・学問的な裏付けはもちろんのこと、口腔では美的センスなども必要とされます。

歯科技工士の仕事の魅力

一生ものの医療技術が身につく

 歯科技工士は国家資格です。歯科医師のパートナーとして需要も高く、求人件数も豊富。自分の技術次第で年齢に関係なく働くことのできる一生の技術職と言えます。

独立開業もできる

 自分の腕を活かして独立開業できることも歯科技工士の魅力。自宅を改装すれば設備投資費用を抑えることもできます。
また、海外での需要も高く、世界中に活躍の場があります。

ますます需要が高まる歯科技工士

 高齢化社会を背景に、入れ歯の需要が増加しています。
また、歯並びを改善するための矯正装置、スポーツ分野で活用されるマウスピース、交通事故や病気で失われた顔の一部を回復される
顎顔面補綴物の製作など、仕事はあらゆる分野に及びます。

東邦の歯科技工士学科

充実した授業内容で国家試験合格を目指します!

 技工士学科は50年の歴史をもつ、確かな技術と知識を持つ歯科医療のスペシャリストを育成するため、2年間で2,200時間・12科目を履修し、効果的に組まれたカリキュラムにより、豊富な内容をわかりやすく習得できます。

 実習には特に重点が置かれ、基礎技術を少人数制で丁寧に指導。確かな技術を全員が身に付けられるよう配慮しています。
 さらに人間性豊かな技術者になるため、教員と学生が密に接触し人格形成教育にも力を注いでいるのが本校の大きな特長です。

カリキュラム

1年次

前期「半日講義、半日実習」

 講義で学んだことをその日の実習で確認できるカリキュラムを組んでいます。
講義では、一般教養科目を3科目、技工専門科目を8科目学びます。
 最初の実習では歯科材料の性質を学ぶために自身の指の型取りから導入実習を行っています。

後期「基本的な技工技術を習得」

 基本的な技工作業となるインレー、コア、全部鋳造冠の製作、さらに部分床義歯、全部床義歯、矯正装置の製作などを行います。
 1年次の最後には教科書で学んだ平面的知識を立体的に組み直すため『人体解剖標本見学実習』を日本歯科大学にて実施しています。

学ぶこと

 1年次の基礎を踏まえ、実際の臨床に即した内容を習得します。実習には特に重点がおかれ、少人数制で丁寧な指導により確かな技術を全員が身につけられるように配慮しています。後半では、国家試験対策にも力が入れられ、全員合格を目指します。

2年次

前期「より高度な技術の製作」

 講義では技工専門科目が2科目増えます。
 実習においては基本的な実習を継続して行いますが、徐々に難易度の高い補綴物の製作も行います。また、実際の職場を擬似体験する『臨床見学実習』を近隣歯科技工所の協力のもとに行います。さらに歯科材料を用いて自由作品を作成し発想力の開発を行っています。

後期「少人数の習熟度別クラス体制」

 高度な技術が要求されるポーセレンや金属床の実習を行います。さらに、歯科材料メーカーや本校卒業生による特別講演も行われます。
 国家試験に向けての特別講義や実習では少人数の習熟度別クラスの体制をとり、全員合格を目指して試験対策を行います。

学ぶこと

 1年次の基礎を踏まえ、実際の臨床に即した内容を習得します。実習には特に重点がおかれ、少人数制で丁寧な指導により確かな技術を全員が身につけられるように配慮しています。
 後半では、国家試験対策にも力が入れられ、全員合格を目指します。

年間スケジュール

卒業生メッセージ

卒業生メッセージ
「感謝の言葉が一番のやりがいとなっています。」

在学中は日本歯科大学での人体解剖標本見学実習や企業での臨床体験など貴重な経験を積むことができました。また手厚い国家試験対策などもあり、とても充実していました。働き始めてからはその経験を活かすことで、ドクターから評価され、また患者さんからは感謝の言葉をいただけるようになりました。患者さんを笑顔にできるとの仕事を誇りとし、今後も励んでいこうと思います。

利根商業高等学校出身 株式会社スワデンタル勤務
戸丸 純希さん (歯科技工士学科2010年卒業)

卒業生メッセージ
「他の仕事では味わえない楽しさとやりがいがあります。」

東邦では忙しい毎日ではありましたが、患者さんの身になって考えることの大切さを先生から教えていただき、自分自身、日々成長を感じることのできる充実した2年間でした。歯科技工士として仕事をし始めて、学校で学んだことの大切さをあらためて感じます。職場では東邦出身の先輩も多く、先輩から教えていただいた症例や技術などを試すことで上手くいった時に、この仕事のいちばんのやりがいを感じます。

福島県立平工業高等学校出身 株式会社スワデンタル勤務
山崎 英祐さん (歯科技工士学科2010年卒業)