DENTAL HYGIENIST
歯科衛生士は、歯科医師とともに患者さんのお口の衛生状態を向上させ、健康な状態を維持していけるように様々な処置を行う専門職です。
むし歯や歯周病で失った歯は、二度と元に戻すことができないことや、歯周病が引き起こす全身疾患(狭心症・脳梗塞、動脈硬化、早産、低体重児出産を引き起こす危険性、メタボリックシンドローム、糖尿病を悪化させる)を防ぐための予防歯科医療が注目されており、歯科衛生士の重要性が高まっています。
また、医療職の中では夜勤などがなく、パートでの求人も多いことから、結婚・出産後も再就職しやすく、女性にとって働きやすい職業といえます。
歯科衛生士は国家資格です。求人倍率は毎年20倍以上を数年間キープしていて、仕事がなくて困る事はまずないでしょう。日本全国、自分の好きな場所で働ける。
新卒の初任給はなんと平均26万円(東京都)!
大卒の平均が22万円なので、かなり高い。給与アップ制度も明確になっているので、自分の腕次第で上を目指せます。
東邦だけに頂いてる好待遇の求人もあります!
夜勤がなく規則的な勤務、週休3日制も近年増加してきています。
女性が多い職場ということもあり、結婚・出産からの復帰がしやすい仕事でもあります。
髪色、ネイルなどオシャレもできますよ。
お口の中の歯垢(プラーク)や歯石の除去、フッ化物の塗布などで、患者さんの大切な歯を、むし歯や歯周病から守る歯科衛生士の最も活躍できる仕事です。
歯型を採ったり、仮詰めしたりなど、診療の一部分を歯科医師の指示のもと患者さんの口腔内に直接処置を行う業務です。
患者さんに合わせた、歯みがき方法や食事の採り方などのお口の健康にかかわる指導を行います。また、訪問歯科診療に関連して、咀嚼や嚥下の訓練・指導、入れ歯の取り扱いの指導なども行います。
歯科衛生士国家試験の科目は現在27科目。短時間で修得できるものではありません。
そこで本校では、1年次から苦手教科のフォローアップ体制をとり、歯科衛生士として必要な知識を1つひとつ身に付けていけるよう支援しています。また、3年次での国家試験対策授業では、習熟度別指導を行い、それぞれの学力に応じて指導をしています。
歯科衛生士の業務は、病院、介護現場での活躍も増え、人気のある職種で、本校でも、毎年多数の求人をいただいています。
設備が豊富で、早期から始まる基礎実習に魅力を感じ入学しました。
講義や実習は、大変なこともありますが、その分やりがいも沢山あるので、ぜひ来てください!
菊池 愛莉さん(令和3年度 入学)
オープンキャンパスや体験入学に参加した時先輩方や先生方の雰囲気が良かった事、設備が整っていた事、と惹かれるポイントが沢山あり入学を決めました。また、駅から近いので通いやすいと思ったのも東邦を選んだ一つです。
オープンキャンパスに行くことが難しくても、オンラインで個別相談や入試説明などしているので、少しでも気になっていたら、受けたほうがいいです。自分にあった学校を見つけられるように頑張ってください!
降矢 梓沙さん(令和3年度 入学)
一般教養と並行して専門科目を学びます。
基礎実習として患者誘導、診療台の取り扱い、歯科材料の取り扱い、マネキンを使った歯石除去のトレーニングを行います。
さまざまな患者さんと接する上で必要なマナーを学ぶ講座や、早い時期から臨床実習に目を向けた指導をしていきます。
授業・実習ともに実践的な内容に変わり、相互実習が多く行われます。
解剖学のまとめとして日本歯科大学・解剖学第一講座のご協力により、人体解剖見学実習を実施し、体の構造についての理解を深めます。
授業は一般教養と並行して、専門科目が進行します。
実習はまず基礎から行います。マネキンを使ってトレーニングを積み、その後クラスメイトや先輩を行う相互実習へ進みます。
臨床実習に向け、より専門性を増していきます。
医学概論、全身管理、上級救急救命講習、基礎介護技術講習が開講され、社会のニーズに対応できる幅広い領域を学習します。
また後期に行う小学校でのブラッシング指導へ向け、集団への対応についても学びます。
載帽式を経て、約1年間の臨床実習が始まります。
実習先は大学病院(日本歯科大学附属病院・東海大学医学部付属八王子病院)、総合病院(町田市立病院)、飲み込みや発音のリハビリに特化した専門病院(日本歯科大学、口腔リハビリステーション多摩クリニック)、企業(東京実業健康保険組合)、歯科医院(八南歯科医師会の協力医院)など。
この実習先の多さは他にはない東邦の特徴の1つです!!
また、情操教育として茶道やフラワーアレンジメントを実施しているのは本校の特徴です。
後期から始まる臨地自習に向け、授業・自習は専門性を増します。
幼稚園や小学校、介護保険センターでの臨地実習を通じて実践力を養います。
臨床実習に加え保健所・障害者歯科センター・口腔保健センター・特別支援学校などで臨地実習が行われ、実践力を養います。
さらに保険請求の選択科目は「歯科医療事務検定試験3級」を取得できる内容となっています。
受験校の認可を受けているため、受講から試験までを学内で行うことができます。
臨床実習、臨地実習後も学内実習を並行して行い、卒後の即戦力を目指します。
また、国家試験に向けての勉強が始まりますが、クラスを習熟度により細分化し、少人数での指導を実施しているのは、本校の特徴です。
臨床実習後半では、学内実習を並行して行い、卒業後に即戦力として活躍するための実践力を身につけます。
10月からは国家試験合格向け、少人数制の習熟クラス体制で全員合格を目指し、試験対策を行います。